ASEAN人財採用企業訪問 高洋商会株式会社様を訪問してきました。

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株式会社高洋商会様を訪問させていただきました。
http://www.kouyou-shokai.co.jp/

建設、土木業界の課題であった、個別で請け負うことが多く
連携が取りにくいという点をワンストップで解消されています。

企画ー設計・強度計算、3DやCADにてイメージ図面の作成
製造ー木工部・鉄工部があり特殊加工のプロフェッショナルが制作
施工ー型枠の特徴を知り尽くした職人施工

特に曲げ加工の技術が高く、それに合わせた鋼材加工はもちろん
強度計算もできることが高洋商会様の大きな強みだそうです。
事務所をセンターに、右に木工工場・左に鉄工工場とわかりやすいレイアウトになっていて
整理整頓が行き届いた工場でした。

昨年の5月に移転されたところで、今までは鉄工工場と木工工場の行き来だけでも
1時間くらいの移動時間で非常に効率がわるかったのが一気に解消されたようです。
ずっと業績も良かったんだろうなと思っていたのですが、
なんと一度は廃業も考えたこともあったそうです。
それを救ったのが「クリアーフォーム」
透明の型枠なのですが、あるようでなかった?のではないでしょうか。
13年前に新商品として発表され救世主となったようです。
当時、私は現場監督をしていたのですが知りませんでした。
型枠は木枠という認識でしたね。

すべてアクリルを使うとコストが高くなってしまうため、重要な部分に使うことで、
コンクリートをしっかり充填できるので、精度が高くなります。

型枠をばらしてから、充填がうまくいっていないとなれば一度つぶすこともあるそうです。
そう考えるとアクリル型枠の値段は安いものですね。
不思議なご縁と言いますか、世間は狭いというのでしょうか。
一番最初にレポートを作成させて頂きました紀洋木材様とお知り合いだったそうです。
なんとなく、もしかしてと思い
「紀洋木材さんご存知ですか?」とお声がけすると
「ご存じなんですか?午前中にお邪魔してました」と・・・。
なんとも!!

まだ外国人財を採用はされていませんが、
海外展開を視野にいれておられますので、もちろん雇用も考えられています。

高洋商会様は海外に進出するネットワークを模索されています。
ODAなどに関わるゼネコンさんとつながれれば、海外に商材としても提供できます。
また技術を提供することも可能です。
山川常務は「従業員の方に夢を魅せたい」とおっしゃっていました。
型枠工事であっても海外に出て仕事ができるんだという誇りを持てるようにと。
従業員想いで素晴らしいですよね!
ただ、内部からは仕事が増える!!と嬉しい反発があるようですが(笑)
この記事をアップする前に、実はこれまた取材させて頂きました三恵工業様と
一緒にご縁をおつなぎさせて頂き、一緒に訪問してきました。
その時の模様もまたご紹介させて頂きますね。

取材を通じてご縁をつなぐことも私たちの役目。
どんどんつながってくださいね!

訪問レポートはこちらから↓

https://www.ehle.ac.jp/wp-content/uploads/2021/03/koyoshokaireport.pdf



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制作:株式会社二加屋 人財コーディネート事業部 西野英男
編集:エール学園 上堀可奈子
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