ASEAN人財採用企業訪問 ニコニコのり株式会社様を訪問してきました。

vietnam
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「最初は不安でした。そんな不安を彼らが払拭してくれました!」

7/8にニコニコのり株式会社様を訪問させていただきました。
九州の工場で慢性的に陥っていた人材不足。
この問題を改善するには外国人の採用を検討するしかありませんでした。

「最初は不安でした。そんな不安を彼らが払拭してくれました!」

7/8にニコニコのり株式会社様を訪問させていただきました。
http://www.niconico-nori.co.jp/index.html


九州の工場で慢性的に陥っていた人材不足。
この問題を改善するには外国人の採用を検討するしかありませんでした。
外国人を採用することに不安を感じておられた小林さん。
うまくコミュニケーションがとれるのか、言葉は大丈夫なのか。
そんな不安を抱きつつ取り組まれたのは技能実習生の採用。

ニコニコのり株式会社様では、タオニさんの入社で「当初の不安」は完全に払しょくされたそうです。
思った以上に馴染みが早かったタオニさん。
50代以上の先輩方が彼らのことを可愛がってくれたこともあり雰囲気が良くなったそうです。
もともとの日本語能力やコミュニケーション能力も高く、すぐに打ち解けたようです。
今では上司にいい意味で突っ込みができるようになったようです。
技能実習生に対する通訳や指導、資料を翻訳したり、採用業務、 勤怠管理をしたりと、日本人と同じように活躍されています。
容姿端麗でおじさまたちの中で人気があるとかないとか。
インタビューを聞いていても日本語も聞き取りやすく、時折関西弁が混じるところがなじんでいることを証明しているのではないでしょうか。
九州にも技能実習生とベトナム人社員がおられるそうです。
工場の雰囲気も良くなってコミュニケーションも深まっていると の事でした。
今後の海外展開にも主軸となってくれそうですね。

こういった先を見越した戦略が組めるかどうかが成功の鍵になるのではないでしょうか。
企業様訪問を通じて感じるのは「戦力」ととるのか「労働力」ととるのか。
うまく人財活用ができている企業様は戦力として彼らの能力を見極め適材適所の人員配置をされています。

さて、海苔と言えば「白いご飯」のイメージですが、ホームページでは、チーズに合うレシピなども紹介なさっています。
社長のご挨拶を拝読しますと、温かい食卓が目に浮かび、思わずお腹が鳴りました。

海苔のみではなく、ふりかけやスープなどの商品展開もされています。
お弁当にかわいいキャラデコ用の海苔や、メッセージが抜かれている「おしゃべりのり」もあります。

あの「おにぎらず」に合う塩とダシのついた海苔まで作られています。
さすが、ニコニコのりさん!と思いました。
普通の焼きのりですと、「おにぎらず」は少し物足りないのです。

そして、おにぎらずを作るための型「おにぎらずが手間いらず」という商品も。
これは、個人的にすごくほしい!!!作った方ならおわかりになるかと思いますが、
おにぎらずのご飯の量、そして置いたときの形は、出来上がりの味やビジュアルにとても重要なんです!

おうち時間、おうちで楽しむことが話題になっている昨今、また、これからは少し涼しくなってくるので、
人混みを避けてご家族でお弁当を持ってピクニックをなさる方も多いのではないでしょうか。
手巻き寿司などのおうちご飯を楽しんだり、おにぎらずをもってお出かけしたり、いいですね。

訪問させて頂いている企業様から外国人採用について出てくる言葉は
〝日本語能力とコミュニケーション能力があれば何とかなる“ということです。
ここには「時間をかけて育てる」という姿勢があるように思います。

日本人にとっては外国人と接することが少ないということもあり、
どう接していいのかわからないことからくる不安。
接し方は日本人と変わりありません。
できることをさせる、そして能力を見極める。
この流れでした。

すぐに活躍を期待しても、日本人でもなかなか最初の1年目はうまくいきません。
即戦力を考える場合はやはり経験者を採用する必要があります。
ですが、募集しても来ない状況で半年待つ、1年待つ・・・。
待っている間に月日だけが流れていきます。
1年待つのか、1年で育てるのか。
経験者が来たとしても会社に合うかどうかわかりません。
であれば後者の方が能力も見られます

いきなり結果を求めず、やれることからやってもらい、
成長を見守ることもうまくいく秘訣なのかもしれません。



訪問レポートはこちら↓↓↓
https://www.ehle.ac.jp/wp-content/uploads/2020/07/20200708_NIKONIKO_NORI.pdf


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
制作:株式会社二加屋 人財コーディネート事業部 西野英男
編集:エール学園 上堀可奈子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • このエントリーをはてなブックマークに追加